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【コロナウイルス対策】換気の重要性とは?

皆様はコロナウイルス対策として挙げられている『換気』ですが、実際なぜ必要なのかご存知でしょうか?
換気の重要性に関して解説させていただきます。

一般的にコロナウイルスの感染経路は以下の3パターンとされています。

『接触感染』

ウイルス等がついた手指で、目・鼻・口の粘膜に触れてしまうことで起こる感染です。
ドアノブやタッチパネルなど、日常で触れるものから手指についたウイルスが、鼻や口の粘膜から入り込んでしまいます。
こちらの予防としては手洗い、手指消毒、触れるものを洗浄・消毒することです。

『飛沫感染』

感染者のせき・くしゃみ・会話などによってウイルスを含んだ飛沫や粒子を吸い込むことで起こる感染です。
会議や、飲食店等での会話、カラオケなど、人との距離が近く、飛沫が発生しやすい環境で起こりやすいと言われています。
こちらの予防は3密(密集・密閉・密接)を避ける、ソーシャルディスタンス、マスクの着用です。

『マイクロ飛沫(エアロゾル)感染』

ウイルスを含んだ5マイクロミリメートル(0.005ミリ)以下の飛沫粒子が、空気中を漂い、それを吸いこむことで起こる感染です。

上記の3パターンのうち、主な感染経路にあたるのがマイクロ飛沫(エアロゾル)感染です。
コロナウイルスは、感染者がせきを一度した場合で約700個、くしゃみで約4万個発生すると言われています。
5マイクロミリメートル程度のエアロゾルの場合は約30分程度、それよりも小さな飛沫ですと12時間以上にもわたって空気中を漂う可能性があります。

そこで必要なのが『換気』です。
換気をすることで、漂う飛沫に含まれるウイルスは薄まり、屋外へ流れていきます。
このため、吸い込む量が減って感染のリスクは低くなるのです。

また、換気が効果を発揮するのは健康面だけではありません。
空気がよどんだ環境下での作業は、脳内酸素の消費量が多くなり、疲労感が増すとされています。

職場などの換気が正しく行われていなければ、それだけで仕事の効率が落ちてしまいます。
適切な換気を行うことで、職場のパフォーマンスを高い状態で保てるということです。

以上の内容から換気の重要性をおわかりいただけたかと存じます。
ダクト工事などお考えの方いらっしゃいましたら山下組までお問い合わせください。